缶詰

YOUNG KING OURS 11月号にて『缶詰めのアリス』(作/大石まさる)。もう、これはこれできっちりとシッカリと完結している良作な短編なのですけれど、もうちょっと、ほんのちょっぴりで構わないので続きが読みたい、です(無理かな、やっぱり)。それから、読みこぼしていた読者ページに記されていた大石まさる先生のインタビュー記事の一節――

――最近「怒ったこと」「泣いたこと」について教えてください。
てるてるあした』(加納朋子・著)を読んでグッときました。

あっ! ひょっとしたら、先月と今月の短編作品のタイトルが《アリス》(同誌10月号『窓際のアリス』)なのは、加納朋子先生の安梨沙シリーズ(『螺旋階段のアリス』、『虹の家のアリス』)からの引用なのかも?