『ベイビーリーフ』(作/二宮ひかる)
中学生の少年少女の(セックスを含む)「出逢いと別離」を濃密に描いた恋愛漫画。
若かろうが幼かろうが「恋愛」は「恋愛」に違いない。
繋がりがいくら深くなろうとも、やはり相手の精神の深層までは見通すことはかなわない。
ふとした瞬間、ふとした切欠で、一生涯続くであろうと信じていた繋がりはスルスルリと解けてしまう事実には経験値などとは無関係だから。
焦点を少年少女に絞り込み、ギリギリまで要素を殺ぎ落とした結果、作者の述べたいことがあらわになっているように思われる、傑作である。
書いてて分からなくなった。後日、書き直そう。