『ローマ帽子の謎』

『ローマ帽子の謎』(作/エラリー・クイーン


※未読の方はお読みにならないでください!


衆人環視の劇場、観客席で殺害されていた弁護士。彼は靴先までしっかりと正装していたがその彼の側からシルクハットが唯一紛失していた……。
ミステリ作家、エラリー・クイーンのデビュー作にして国名シリーズの第一作。
いや、その、警察の現場保存から容疑者一人一人の取調べといった初動捜査が綿密に書き込まれた展開は最近のミステリばかり読んでいるわたしにはかなり苦痛でした。
クイーン父子がベッタリしてるのも、ちょっと苦手っぽいけど、まあ、これは慣れるかなぁ。
まあ、兎に角! 国名シリーズ制覇まで残り9冊。