『らいか・デイズ』は超傑作〜♪

ようやく『らいか・デイズ』(作/むんこ)の1巻を購入できました!
ううむ。良いぞ良いぞとは思っていたけれども、こうやって単行本で通して読むとその素晴らしさをさらに感じますね。
さて、花丸小学校6年2組 春菜来華は学校一の超天才少女。けれども決してガリ勉ではなく(学習塾には通っていなくて独学なのです)、責任感が強くて(児童会会長を務める。弱い者イジメを許さない等)、大人子供に信望もあり(相談事を頼む人の列が絶えない)という正に学園のヒーロー!(カワイイ女の子なんだけど言動が《男前》なんですよね〜♪)
だけど、そんな彼女にも当然ながら弱点があるのです……それは恋愛!
恋話の相談には脱兎の如く駆け去ってしまいます。
さてさて、そんな彼女を学業面でライバル視する少年が竹田くん。
テスト結果が判明するたびに敗北し、次こそは勝つ!と来華に向かい宣言する竹田くんは、どうすれば彼女に勝利することができるものかと常々考えているうちに異性として意識するようになり、一方、来華も……という、なんと! 少年少女の成長を暖かく見守るように、初々しい恋物語がゆったりと描かれているのです(本質はコメディですけど)。
おそらく作者は彼女たちに最大限の愛情を込めているのでしょう。それが読み手であるこちら側にビシバシと伝わってきます。
こいつは傑作です。読み逃すと一生涯の損ですよ。必読!!!